住宅ライフプランを考える。

住宅すごろくってご存知でしょうか。
単身賃貸住宅
スタート

結婚等で手狭になる

ファミリータイプ賃貸住宅転居

マンション購入

最後に一戸建てを購入してアガリ!
かつてのライフプランでは年齢・生活環境の変化に伴い住まいも移り行く傾向でした。
賃貸住宅から始まって最後はマイホームで終了。
すごろくのアガリ、その後はどうなるのでしょうか?
Aさん
都心中心部では、手が届かず都内近郊持ち家を所有した。
買い物や通院に車を利用する必要がある立地を購入
高齢に伴い車の運転が不安。
免許の返納も検討しているが、車がなくなると生活ができない。
買い物難民予備軍
Bさん
子供たちが独立、2階を含め部屋は全部使っていない。
生活費と別に維持管理のための修繕費用を軽く考えていたため
十分な維持修繕がなされず、日常清掃もいきわたらないため建物の劣化が促進。
現在一人暮らしのため、一人では広すぎる住宅の維持管理が負担大。
一番の不安は今後の生活。
Cさん
Aさん同様都心中心部では手が届かなったため、新興住宅地のマンションを購入。
分譲地の高齢化が進み、マンション内では空き部屋も目立つ。
一例ですが、ABCさんともにアガリ後のライフプランがありませんでした。
子供たちはそれぞれの現状のライフスタイルに基づき多種多様の住宅から自分たちに合った住み方を選んでいます。
家業でもない限り子供は実家に戻ることはないでしょう。
AさんCさんの場合は資産価値の低下により希望価格では到底買い手もない状況でした。
ACさんは住宅に多くのお金を費やしましたが、お金が残るどころか不安しか残っていません。
Bさんは幸い都心郊外ではありますが利便性によい立地のため、住み替えに成功しています。
Bさんのご主人は生前、多少無理をしてでも利便性が良いところが良い!といって独断で家族の意見を聞かず購入した経緯ありました。多少生活に無理があったもののそのおかげで奥様はまとまった現金を手にすることができています。
結論から言うと不動産の価値は立地です。
そこに気づかずに、お金を捨ててしまう住宅購入をされている方がたくさんいます。
ライフプラン・住宅購入では必ず出口戦略を持つことです。
Bさんは「生活に困窮している時期」がありました。
不動産を購入して生活が困窮しては意味がありません。
Bさんは生活困窮時期をなんとかしのぎました。
しかしそれは入口の段階で想定できます。
現在住宅購入は一生に一度の買い物ではなく、住みかえることが可能な時代です。
だからこそ資産価値を意識することを忘れてはいけません。
例えばDさん
都心近郊駅徒歩15分の立地に3LDK新築マンションを購入。
子供は1人と計画していたが、現在子供は3人。
手狭なため、住み替えを検討したが頭金を0で購入していたため相場金額よりも住宅ローン残債が多く、売却を断念。
子育てにお金がかかる時期と重なっているため現在も住み続けています。
空家増加に人口減、コンパクトシティーの形成が必須の状況下
住宅とは資産形成の大きな要因となります。
資産として残さないのであれば、生涯の支払いキャッシュフローをみてライフサイクルに容易な賃貸住いとすることもありだと思います。
家が残っても資産価値がなければ、子供には負動産でしかありません。
不動産は保有するだけでお金がかかります。
まして流動性・収益性がとても悪い立地であれば損害は大です。
最悪の場合換金できません。
住宅購入はリスク分析も必要です。
主なリスク
投資的要因・自然災害要因・地盤要因・近隣要因・自治体要因等々
住宅購入とは資産形成であることを念頭においてください。