個人が行う耐震検証法についての問い合わせ回答事例~さいたま市の住宅購入エージェント建成~

こんにちは、さいたま市住宅購入エージェントの建成です。

今回は所有者個人が行える耐震診断についてです。

 

以前もご紹介した個人でできる検証法です。比較的内容の問い合わせがあるので少し注意点をご紹介します。

対象になるのは昭和 56 年 6 月以降から平成 12 年 5 月までに建築された木造住宅 ・在来軸組構法の住宅(基礎はコンクリート造) ・平家建て、または2階建て です

あくまでも簡易的な方法です。建物は開口部と壁等のバランスが重要です

①建物の形状は比較的整形な形の場合を想定しています。特殊な形状の場合は診断を依頼することが前提です。

②2Fが1Fよりあごの様に出ていて大きい・またはその逆・コの字であるような場合の様、建物形状が整形ではないなぁ、といった場合です。

③建築時の間取りと、現状の間取りが異なる場合は必ず現在の間取りをお知らせください。(ロフトや小屋裏収納がある場合も同じです。)

④増改築を行った場合もお知らせください。後つけバルコニーなども大きい場合は診断に影響します。

耐震診断チェック項目にある金物の使用について

この判断はとても大変だと思います。

チェック表に詳しく解説がありますが一般のかたには判断が難しい箇所です。

理由としては、接合部によって使用する金物の種類があること。(正しい使い方がされていない場合、住宅に適さない金物の使用例が等があります。)

金物が設置されていても機能していないケース

筋交いといって横揺れにたいして踏ん張る斜材には一見金物がついています。

よく見ていただくと釘が一本も打たれていません。

このような設置方法は誤りです。金物ごとに設置方法が決まっています。

このような場合は金物が機能していないため金物は無い物とします。

こういった箇所がある場合はほかの箇所も不具合がよくあるケースです。(このケースでは筋交い金物が上記ののように釘が打たれていないか・打たれていても2~4本程度の状態でした。)

このような場合は調査依頼にして下さい。

さいたま市の耐震診断は建成へ

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さいたま市の住宅購入エージェント建成でした。